私は北陸三県の石川県に在住するアングラーで、現在は2児のパパです。
釣り歴は20年以上になり、主に金沢エリア~奥能登エリアで釣りをする機会が多いです。
嬉しい事に私の子ども達も釣りが好きなので定期的に一緒に楽しみますが、水辺の趣味や遊びになるため落水の危険性はもちろん、身近に釣れる魚にも危険がいっぱい潜んでいます。
また石川県は日本海に突出しているため潮の影響を大きく受け、釣りを楽しむエリアによっても海の表情や釣れる魚にも大きく変化します。
この記事は「これから釣りを始めたい!」「小さい子どもがいても安心して釣りができる場所を知りたい!」そのような釣り初心者にも分かりやすい紹介と解説、更には釣り方だけではなく危険性や注意点にも重点を置きます。
少しでも悩みの解決や参考になれば幸いです。
アクセス
住所は羽咋市で、のと里山海道の柳田IC・千里浜ICから車で5分ほどに位置します。
駐車場やトイレ、周辺の情報


羽咋川には舗装された専用の駐車場はないため、川沿いの砂利道を利用します。
写真では砂利道が狭く感じますが、奥の方は広々としているのでファミリーカーやワンボックスカーでも難なく駐車は可能です。
また周囲に公衆トイレはなく最寄りの公衆トイレでも徒歩で15分、車で数分ほどの距離になるため注意が必要です。
周辺の釣具屋について
羽咋川から徒歩で10~15分、車で数分の距離に釣具屋「つり具センター あさの」があります。
基本的には店内で餌を購入する事をおススメしますが、営業時間外や定休日でも餌が購入できるように、外に餌用の自動販売機が設置されています。
くゆき「つり具センター あさの」さんは仕掛けの購入だけでなく、時期に合ったおススメの仕掛けも親身になって教えてくれるよ!
釣り場所の情報
河口










駐車スペースがある河口の様子になります。
写真でも分かるように河口の幅はそれほど広くはなく、対岸まで約70~80m(最も広い場所でも100m前後)ほどしかありません。
そのため11ft~12ftのロングロッドや50gのルアーをフルキャストできるサーフロッド・MHのシーバスロッドより、手返しを重視したチニングロッド・MLのシーバスロッドが扱い易いエリアになります。




サーフ




駐車スペースから目と鼻の先はサーフが広がり、海水と淡水が混ざるのと水流に大きな変化がある場所のため様々な魚を釣る事が可能です。
タックルは河口とは真逆で、11ft~12ftのロングロッドや50gのルアーをフルキャストできるサーフロッド・MHのシーバスロッドが適しています。


ファミリーフィッシングには、やっぱりキス・ハゼが人気!
ファミリーフィッシングでは「ちょい投げでのキス」が最も手軽でおススメな釣り方になります。





「サビキのアジ」や「ちょい投げのキス」で使用するタックルの詳しい説明や紹介をしているよ!
これから釣りを始めたい方はチェックしてみてね!
キスが釣れるシーズンと仕掛け
海の女王と呼ばれるシロギスが羽咋川(サーフ)でも釣れます。
本格的なシーズンは梅雨が入る前から始まり、秋が深まる頃まで楽しむ事ができます。
アジ同様にキスも冬季期間は沖合に移動しますが、中には冬を越す冬越キスもいるため、全く釣れない事はありませんが難易度はやや高めとなります。
そのためシーズン中の比較的に簡単に釣れる時期がおススメです。
仕掛けは「ちょい投げ」が最も手軽でおススメです。
オモリは使用するロッドの適合ウェイトに変化があるため説明を省きますが、針のサイズは6号か7号が最も汎用性に優れています。





ちょい投げについて深掘りした記事もあるよ!
参考にしてみてね!
ハゼの仕掛け
狙い方はキス同様にちょい投げで簡単に狙うことができ、市販のキス仕掛けからハゼ仕掛けに変更するだけで、羽咋川でも簡単にハゼを狙う事ができます。
河口付近ならどこでも狙うことができて、活き餌ならゴカイやイソメが最も効果的ですが、活き餌が苦手な方は刺し餌のオキアミでも狙えるため、幅広い層で楽しめるのもハゼ釣りの良さです。
河口・サーフと言えばシーバス・チヌ・フラットフィッシュ!
シーバスやチヌは塩分濃度が低いエリアでも活動する事ができるため、ベイトが豊富な河口に居つきやすい魚でもあります。
そのため羽咋川でもシーバスやチヌの影が非常に濃いため、通年を通してルアーフィッシングを楽しむ事ができます。






また羽咋川は広大なサーフと比べてポイントを絞りやすいのが特徴で、その中でも橋脚や川の合流地点、海水と淡水の流れが絡み合う場所はシーバスの一級ポイントです。
ルアーフィッシング全般に言えますが、基本的に流れに同調してルアーを泳がせる必要があります。
そのため現地に到着したら「どのような流れなのか」を確認し、そこから「立ち位置を選択する」のがおススメです。



河口はベイトが集まりやすいから、サーフからフラットフィッシュを狙うのも面白いよ!
河口にはドリフトが効果的!
シーバスは回遊型と居つき型が存在し、回遊型は特定の場所に留まらずベイトを探し回る個体を指し、居つき型は特定の場所に留まる・身を潜めてベイトがやってくるのを待つ個体です。
居つき型のシーバスを狙う中で最も外せない場所は橋脚で、「障害物により流れが弱いので留まりやすい」のと「障害物により身を潜めやすい」この2つの観点から河口の一級ポイントになります。
ただ一級ポイントは裏を返すとスレている可能性が非常に高いため、やみくもにルアーを泳がせても見切られる場合が多々あります。
そのためリアルなベイトを演出するゲーム性・戦略を立てる必要があり、中でもドリフトが最も効果的な方法になります。





言うのは易し行うのは難しいドリフトだけど、河口の他にもサーフや磯でも使えるテクニックだから、この機会に練習してみよう!
シンキングルアーだと根がかり・レンジキープが難しいから、慣れるまでの間はフローティングルアーがおススメだよ!
サーフ・河口のおススメルアー
サーフと河口では使用するルアーに大きな違いがあります。
サーフの場合だと広範囲に探る必要性があるため、10㎝を超える大型ルアーの方が遠投性・アピール力に優れています。
河口はベイトサイズが小さい・そもそも幅が狭いので広範囲に探る必要性がなく、6~8㎝程度の小型ルアーが適しています。



河口で小型ルアーを使うメリットは他にも「シーバスとチヌが同時に狙える」のが大きいよね!
つまり釣れるチャンスが2倍!
【サーフ】シマノ サイレントアサシン 129F ジェットブースト


サイズ:129mm
タイプ:フローティング
重 量:22g
レンジ:50~80㎝
フック:#5×3
シマノから発売しているサイレントアサシンシリーズは、サーフ・磯・河口など様々なエリアで使用できるシーバスの定番ルアーになります。
アクションはウォブンロールで、縦と横の動きでターゲットにハイアピールするのでエリア・シチュエーションを選ばずに使用が可能です。
使い方は「ドリフト+ただ巻き」が最もおススメで、リトリーブスピードを調整しながらヒットパターンを探ります。
【サーフ】ジャンプライズ サーフェスウィング 147F


サイズ:147mm
タイプ:フローティング
重 量:23g
レンジ:60~80㎝
フック:オリジナル#3
ジャンプライズから発売しているサーフェスウィングは「147F・120F・95F」の3種類があり、ベイトサイズとレンジで使い分けます。
ただ今回は白尾海水浴場~高松海水浴場の遠浅サーフでの使用を目的としていますので、サイズによるアピール力とレンジを考慮すると147Fが最もおススメになります。
サイレントアサシンと同様に「ドリフト+ただ巻き」が最もおススメで、リトリーブスピードを調整しながらヒットパターンを探ります。



発売してから10年以上のルアーだから、最近は通販や釣具屋で見かけなくなったかな……。
【サーフ】デュエル ソニックブーム SBショット 95S


サイズ:95mm
タイプ:シンキング
重 量:28g
レンジ:オールレンジ
フック:#3
デュエルから発売しているSBショットは「75S・95S・115S」の3種類があり、使用するタックルに合わせてサイズを選びます。
SBショットの特徴は「半永久的に輝くリアルレンズ」と「浮き上がりの良さ」があり、特に浮き上がりの良さは遠浅サーフとの相性が良いです。
同社から販売されているモンスターショットとの使い分けは以下になります。
| 特徴 | SBショット | モンスターショット |
|---|---|---|
| 飛距離 | 70~90m | 100m以上 |
| 得意なレンジ | 表層 | 中層~ボトム |
| 得意なエリア | 遠浅サーフ・シャロー | 急深サーフ・磯・堤防 |
| 浮き上がり | 良い | 悪い |
| フォール | バックスライド | 水平姿勢 |



遠浅サーフや表層のサラシを狙いたい時はSBショット、それ以外はモンスターショットがおススメだよ!
仮に遠浅サーフでモンスターショットを使うと、浮き上がりが悪くてボトム付近を探るだけになっちゃうね……。
遠浅サーフなのでただ巻きで表層付近を探るだけでも十分に釣れますが、「ボトムに着底させてから軽くしゃくった後に3回前後ハンドルを巻く」を繰り返すのも効果的です。
【サーフ】バスデイ オーディン 130S


サイズ:130mm
タイプ:シンキング
重 量:41.8g
レンジ:オールレンジ
フック:#4
バスデイから発売しているオーディンは「95S・130S」の2種類があり、ベイトサイズで使い分けます。
オーディンの強みは「100mを超す飛距離・浮き上がりの良さ・レンジキープ力」にあります。
アクションは比較的におとなしく「弱々しく漂うベイト」を意識しているため、ターゲットの捕食スイッチを刺激しやすい設計となっています。
使い方は「ただ巻き・ストップ&ゴー」でスローに攻めて、弱ったベイトを演出するのがおススメです。
【河口】ハルシオンシステム 月虫66(浮)/66 SR(浮)


月虫66(浮)
サイズ:66mm
タイプ:フローティング
重 量:6g
フック:#8
月虫66 SR(浮)
サイズ:66mm
タイプ:フローティング
重 量:6g
フック:#8
SR【シャローランナーの略】
ハルシオンシステムから発売されている月虫シリーズは「55・66・77」の3サイズがラインナップされて、それぞれ浮(フローティング)と沈(シンキング)がある他、サイズ別にチューニングされたモデルがあります。
その中でも「月虫66(浮)・月虫66 SR(浮)」がおススメで、チヌやシーバスの実績が非常に高いです。
アクションは月虫66(浮)がウォブリングで月虫66 SR(浮)がウォブンロールになるので、その日の活性に合わせて使い分ける必要があります。
実際に使用してみると分かりますが、月虫66のアクションは結構強めに設定されているため「ただ巻き」が効果的で、後はレンジやリトリーブスピードを調整してバイトに持ち込みます。
【河口】ジャンプライズ ミニテロ君 63F/テロテロ君 75F


ミニテロ君 63F
サイズ:63mm
タイプ:フローティング
重 量:7.5g
レンジ:5~60㎝
フック:オリジナル#8
テロテロ君 75F
サイズ:75mm
タイプ:フローティング
重 量:12g
レンジ:20~60㎝
フック:オリジナル#6
ジャンプライズから発売されているテロテロ君シリーズは「ミニテロ君 63F・テロテロ君 75F・テロテロ君 115F・メガテロ君 160F」がラインナップされています。
ベイトサイズが小さい河口でチヌやシーバスを狙う場合は「ミニテロ君 63F・テロテロ君 75F」がおススメで、使用するタックルに合わせて使い分けます。
アクションは共に「酔っ払い変則蛇行ロール」で、名前の通り酔っぱらないのように不規則に蛇行してロール主体のアクションになります。
そのためただ巻きだけでオートマチックにアクションをしてくれますが、トゥイッチなどの変化を混ぜるのもおススメです。
また「酔っ払い変則蛇行ロール」のアクションを最大限に引き出すには巻き速度が重要なポイントになります。
| 巻き速度 | アクション | 使用場面 |
|---|---|---|
| デッドスローリトリーブ | やや 控えめ | ナイトゲーム |
| スローリトリーブ | 理想のアクション | ディゲーム |
| ファストリトリーブ | たまにアクションが破綻する | ディゲーム |



巻き速度は使っているリールのギア比で大きく変わるから、「1秒間にハンドル〇回転!」とかはないから注意してね!
だから使う前に巻き速度の調整が大切だね!
注意事項と対策
ウェーダー
サーフフィッシングでは浅い波打ち際を避けて少しでも飛距離を稼ぐため、ウェーダーを着用する場面があります。
特に遠浅サーフではウェーダーを着用する事によって成り立つ場面もありますが、一歩間違えると非常に危険なアイテムになります。
海水の侵入による危険性
最も危険なのが「ウェーダー内に海水が浸入」する事です。
不意な高波や急に深くなるブレイクライン、更には転倒による侵入が考えられます。
それらの理由でウェーダー内に海水が浸入した場合、侵入した量によっては移動はもちろん、立ち上がる事も非常に困難で溺れる確率が高くなります。
仮にライフジャケットを着用していても結果は同じです。
どれだけ高性能なライフジャケットでも浮ける範囲に限界はあり、その範囲をオーバーすると沈んできます。
そのため以下のルールを守り、無理な進入は控える必要があります。
どれだけ進入しても、ウェーダーの股下が浸かるほどまで!
歩くときはすり足で!
時化の時は使用はしない!



ルールを必ず守り凪の日でも安全第一で楽しもう!
釣り人のマナーやモラルについて
社会に出た時にマナーやモラルを求められるのと同じで、釣りにもマナーとモラルを求められる場面は多々あります。
例えば「ゴミは必ず持ち帰る」「釣り人同士は一定の距離を開ける」「小さい魚はリリースする」「早朝や夜間は周囲に迷惑にならないように静かにする」などがあります。
それらを守る事によって漁業者だけではなく、周辺に住む方や釣り人同士とのトラブルを回避し、お互いに気持ちの良い釣りを心がけましょう。
まとめ
河口付近は「エサとなるベイトが非常に多い点」と「ポイントを絞り込みやすい点」、この二つのポイントから初心者~上級者まで幅広くルアーフィッシングを楽しめるエリアになります。
それに加えて羽咋川の幅は非常に狭いため遠投を必要とせず、更に軽量ルアーや小型ルアーが扱えるため、他のエリアと比べて比較的簡単にシーバスやチヌを釣る事が可能です。
ただ釣った魚を食べる目的の場合は注意が必要で、シーバスやチヌは環境に影響されやすい魚です。
例えば沖から回遊してきたシーバスは「全体的に色味が銀色・それほど匂いが臭くない」のに対して、河口付近に長く居ついている個体は「全体的に黒っぽい・泥臭い・背びれや尾びれが傷だらけ」と、回遊と居つきで同じシーバスでも大きな差があります。



頑張って釣れた魚だから持ち帰りたいのは分かるけど、しっかりと見極めてリリースも大切だよ!
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| アクセスや周辺情報 | |
| 子どもの安全性 | |
| 釣りやすさ | |
| 総合評価 |
のと里山海道のICから近いためアクセスに優れ、更に周辺に釣具屋があるのは高ポイントです。
またシーバスの影が非常に濃いエリアのため幅広いアングラーが楽しめる一方で、河口付近はコンクリートなので足場が良いですが、ほとんどの場所は草が生い茂る場所になるため安全性に関しては低評価です。
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