私は北陸三県の石川県に在住するアングラーで、現在は2児のパパです。
釣り歴は20年以上になり、主に金沢エリア~奥能登エリアで釣りをする機会が多いです。
嬉しい事に私の子ども達も釣りが好きなので定期的に一緒に楽しみますが、水辺の趣味や遊びになるため落水の危険性はもちろん、身近に釣れる魚にも危険がいっぱい潜んでいます。
また石川県は日本海に突出しているため潮の影響を大きく受け、釣りを楽しむエリアによっても海の表情や釣れる魚にも大きく変化します。
この記事は「これから釣りを始めたい!」「小さい子どもがいても安心して釣りができる場所を知りたい!」そのような釣り初心者にも分かりやすい紹介と解説、更には釣り方だけではなく危険性や注意点にも重点を置きます。
少しでも悩みの解決や参考になれば幸いです。
アクセス
住所は石川県志賀町で、のと里山海道の西山ICから車で15分ほどに位置します。
こちらの漁港は足場の低い船着き場と足場の高い堤防があり、どこからでも釣りを楽しむ事ができます。
駐車場やトイレ、周辺の情報


駐車場は漁港に隣接する空き地を利用する形で、5台以上の車が駐車ができるスペースがあります。
ただ秋から始まるエギングシーズンは非常に賑わうため、無理な駐車は避けるよう心がけましょう。
くゆき特に小さいお子さんと一緒に釣りをする場合は、トイレ問題はかなり重要視するポイントだよね!
残念ながら周囲には釣具屋がなく、最寄りの釣具屋は羽咋市にある「釣具センター あさの」になります。
車で約20分以上の距離があるため、エサや仕掛けは多めに準備する事が大切になります。



釣具屋は仕掛けの購入だけじゃなく、時期に合ったおススメの仕掛けも親身になって教えてくれるよ!
釣り場所の情報




赤住漁港では堤防(写真左)と船着き場(写真右)で狙う魚種に変化があります。
堤防の主なターゲットはアオリイカなどのイカ類。
船着き場の主なターゲットはアジやシーバス、チヌやアオリイカなどのイカ類。




もちろん堤防でもアジやシーバスは狙えますが、赤住漁港の堤防は非常に高低差があります。
そのためシーバスをミノーで狙うのは非常に難しく、またランディングネットが必ず必要になるため、堤防より船着き場周辺を探った方が狙い易いです。
サビキでアジを狙う場合も注意が必要で、堤防には脚立を上る必要があります。
撒き餌さや道具を持って脚立を上るのは非常に危険のため、釣果にさほど差がない船着き場で楽しむ方が安全でおススメです。



タックルボックスを持って脚立に上るのは大変!
できるだけ軽装備の方が移動が楽だよ!
ファミリーフィッシングには、やっぱりアジが人気!
ファミリーフィッシングでは「サビキや投げサビキでのアジ」が最も手軽でおススメな釣り方になります。





「サビキのアジ」や「ちょい投げのキス」で使用するタックルの詳しい説明や紹介をしているよ!
これから釣りを始めたい方はチェックしてみてね!
アジが釣れるシーズンと仕掛け
水温が高くなるGW前後から徐々に活発に回遊が始まり、最も数釣りを楽しめるのが真夏の豆アジシーズンになります。
寒さが厳しい12月~3月の冬季期間は主に海水温の高い沖合に移動しますが、全く釣れない事はなく「釣れない時は全く釣れないが、釣れる時は釣れる」と、非常に極端な釣りになるためおススメはできません。
仕掛けは上記でも説明した通り投げサビキが適していて、季節やアジのサイズによって針のサイズを変更する必要があります。
針のサイズは小さいもので1号~大きいもので10号と幅が広く、「豆アジには1号~2号」「10~20㎝ほどのアジには4号~6号」「それ以上のアジには7号~」で問題はありません。
エギングでアオリイカを狙ってみよう!


まずアオリイカの回遊ルートは沖堤防の隙間を通り、漁港の外(赤色)を通るルートと、船の通り道でもあるブレイクライン(黄色)を通って漁港の中を通るルートがあります。
同じ漁港ですがルートによって攻め方・釣果に差がありますので、しっかりとポイントを抑える必要があります。




潮の満ち引きで水深は誤差しますが、「漁港の外は約2mほどのシャローエリア」で「船の通り道は約4mほどの水深」になります。
どちらもキャスト範囲内に海藻がありますが、特にシャローエリアに関しては足元にも海藻があるため根がかりに注意が必要です。
シーズン別の狙い方
親イカ(春)
シーズンは5月と6月で新子と比べて「個体数が少ない」「エギに対して興味が薄い・スレている」ため、ややハードルの高いシーズンになります。
しゃくり方は新子とは真逆でキビキビした動きより、まったりした動きの方が反応が良いです。
そのためノーマルモデルのエギも効果的ですが、フォールを長く見せるためシャローモデル(スーパーシャローモデル)のエギに反応がいいシーンもあります。
基本的な攻め方は「ドラグはやや強め」と「フォール主体」が効果的です。
新子シーズン(秋)
シーズンは9月~11月中旬頃まで狙うことがで、それ以降は海が荒れ始めるためシーズンオフとなります。
シーズン初期の9月頃はコロッケサイズと呼ばれ、サイズは非常に小ぶりですがエギに対して興味津々で、アオリイカの中で最も数釣りが楽しめるシーズンになります。
シーズン中期~後期の10~11月頃はトンカツサイズと呼ばれ、サイズも20㎝を超え始めますが、エギに警戒心を覚えてスレ始めるシーズンでもあります。
エギサイズはシーズン初期で2.5号~3号、シーズン中期と後期は3号~3.5号が目安となります。
基本的な攻め方は「ドラグは緩く」と「しゃくり主体」で、フォールとステイでHITに持ち込みます。
このような場所では




赤住漁港にはゴロタエリアも存在し、このような場所ではシーバスや根魚が狙えます。
ただゴロタはサーフと違い根がかりのリスクが非常に高いため、シーバスを狙う場合は表層を意識したルアーを選ぶ必要があります。
根魚を狙う場合はボトムを意識する必要があるので、比較的に根がかりが起こりにくい「テキサスリグ」「ビフテキリグ」「フリーリグ」がおススメです。
またアイナメは日中は沖合で活動して夜は浅瀬の住処に帰ってくるため、夕マズメが最も手軽に釣れる時間帯になります。



アイナメを夕マズメに狙う場合、個人的にはワームでボトムを狙うより、中層を意識したシンキングペンシルの方が反応が良い時も!
使用するカラーは主にクリアカラーで、その中でも部分的にクリアカラーになっているルアーを使うことが多いよ!
漁港の奥には小さな川も
海水と淡水が混ざる河口付近はシーバスやチヌが好む場所です。
そのためルアーフィッシングでシーバス・チヌ、ヘチ釣りでチヌが釣れるチャンスがあります。
シーバスの狙い方
このような場所ではサーフ等で使用する大型のルアーより、サイズを落として軽量ルアーの方が扱い易さも反応も良いためおススメです。
ハードルアーなら6~8㎝ほどのフローティングミノーやシンキングミノー、バイブレーションやシンキングペンシルをデイゲームとナイトゲームで上手に使い分けるのがポイントです。
ソフトルアーも同様で2.5~3.5インチほどのワームを使用し、ジグヘッドの重さは5~7gほどが適しています。



シーバスはデイゲームより夕マズメ~ナイトゲームか朝マズメが最も反応が良いよ!
ただ暗い時間帯は危険がいっぱい!
落水に気をつけて、住宅街だから周囲に気を配る必要があるよ!
チヌの狙い方(ルアーフィッシング)
ルアーフィッシングとヘチ釣りのどちらでも狙うことができます。
ハードルアーのサイズは5~6㎝ほどのミノーやポッパー、ソフトルアーはフリーリグで狙うのがおススメです。


ハルシオンシステム
月虫66(浮)【フローティング 6g】
月虫66SR(浮)【フローティング 6g】



ナイトゲームでチニングを楽しむなら、ブラックカラーやチャートカラーがおススメだよ!


フリーリグの仕掛け
・ウキ止め
・シンカー【7~9g】
・オフセット・ストレートフック【#6~#2】
・ワーム【2~3in】



河口や漁港、内浦でチニングを楽しむなら7~9gのシンカーで十分底は取れるよ。
ワームはケイテックのクレイジーフラッパーを2in・2.4in・2.8inを使い分けて、フックは【2inには#6】【2.4inには#4】【2.8inには#2】こんな感じで使い分けているよ!
上記が石川県内で実績のある仕掛けなので、もしチニングに興味がある方は参考にしてみて下さい。
チヌの釣り方(へち釣り)
フカセ釣りでチヌ(黒鯛)を狙うのも面白いですが、足元に餌を落としてチヌを釣る「ヘチ釣り」も面白いです。
タックルと釣り方
ヘチ釣り自体はエギングロッドやシーバスロッドでも代用は可能ですが、チヌは力強いパワフルな魚のため、バッドにパワーのあるロッドの方がおススメです。
基本的な釣り方は堤防の側面に仕掛けを落とすため、「根ズレに弱いPEライン」より「根ズレに強いフロロやナイロン」の方がメインラインに適しています。
フロロやナイロンの方が優位なのは間違いありませんが、他のタックルを代用として使用する際はPEラインでも問題はありません。
ただ根ズレ対策として「PEラインを1号より太くする」などや「ショックリーダーはフロロを使う」などの対策が必須になります。
針はチヌ針の2号前後ほどで問題はなく、沈下スピードを調整するガン玉を打ち込んで完成です。
よりナチュラルに沈める場合はガン玉を使用しない場面もありますが、潮の状況によっては沈まない場合もあり、その対策としてガン玉は必ず準備する必要があります。
使用するエサ
基本的には現地調達が最も釣果を得られますが、残念ながら赤住漁港での調達はやや難しいです。
川は非常に浅瀬ですが、そこまで行くのが大変なので代用品としてワームやオキアミの使用が手軽でおススメです。
マルキューから発売されているカニ型のワーム「パワークラブ」になります。
チヌだけではなく根魚も釣れるため、HITするまで何が釣れるかワクワク感もあります。
ただ吸い込み重視のため非常に柔らかく、外道のフグにターゲットにされると一瞬でボロボロになるため注意が必要です。
ヒロキューから発売されているオキアミ「生イキくん クリスタルハード」になります。
本来はフカセ釣りなどで使う刺し餌になりますが、チヌはオキアミも大好きなので良く釣れます。
私が一時期はまっていた釣り方は「撒き餌+ヘチ釣り」で、平たく言えばフカセ釣りのウキを使用しない釣り方です。
非常に簡単で安定して釣れるためおススメです。
またチヌだけではなく、オキアミを食べる様々な魚が釣れるのも魅力の一つです。
注意事項と対策
イソヌカカ
堤防やテトラポット付近に生息し、冬以外の春~秋にかけて活発に行動します。
大きさはコバエほどのサイズで、蚊と同じように血を吸う吸血動物になりますが、痒みは腫れは比較にならないほど強力なのが特徴になります。
私も足や腕に数十か所ほど刺された経験がありますが、完治するまでは夜も眠れないほどの痒みに襲われました。
対策としては虫よけスプレーだけではなく、長袖長ズボンで極力肌の露出を控える必要があります。
特に肌を露出しやすい夏はイソヌカカや熱中症対策として、ラッシュガードや長袖タイプの冷感インナーがおススメです。
ライフジャケット
堤防や漁港ではライフジャケットを必ず着用する必要があり、「泳げるから大丈夫」「誰も着ていないから恥ずかしい」などの理由は非常に危険で、常に最悪の事態を想定する事が大切になります。
衣服を着用した状態で落水すると、衣類が海水を吸うので想像以上に重たくなるだけではなく、着衣水泳は誰でも簡単にできません。
それだけではなく堤防や漁港は足場が高いので這い上がるのは困難で、更に船を出し入れするスロープは船着き場付近がメインです。
そのため救援を待つにしても自力でスロープを目指すにしても、ライフジャケットは非常に大切な救命具になります。



ライフジャケットを着用時の生存率は、未着用時の2~3倍ほど上がるってデータもあるよ!
逆に未着用時の生存率はかなり低いから、必ず着用しましょう!
桜マークとCSマーク
ライフジャケットには厳しい検査を通過した時にマークが付けられ、それらは「信頼と安心の目安」になります。
どちらも名誉のあるマークで間違いはありませんが、使用する場面で違いがあります。
簡単に説明すると「桜マークは船舶向け」で「CSマークはレジャー向け」になります。
そのためライフジャケットを検討中の方で、いつかは遊漁船に乗ってオフショアも視野に入れている場合は、桜マークの中でもType Aがおススメです。
釣り人のマナーやモラルについて
社会に出た時にマナーやモラルを求められるのと同じで、釣りにもマナーとモラルを求められる場面は多々あります。
例えば堤防や漁港は漁業者の職場であり、私たち釣り人は職場で遊ばせてもらっている立場になります。
そのため「ゴミは必ず持ち帰る」「船が通過する時は仕掛けを回収する」「船のロープ付近で釣りはしない」などが堤防や漁港でのマナーになります。
「ゴミは必ず持ち帰る」
上記でも説明しましたが、堤防や漁港は漁業者の職場です。
自身が働く職場や家の敷地内にゴミを放置されたら嫌ですよね?
それと同じように、釣り人が捨てたゴミは漁業者が回収と処分をする羽目になります。
そのようにマナーの悪い釣り人が増えると、最終的には漁港内での釣りが禁止になりますので、必ずゴミは持ち帰りましょう。
「船が通過する時は仕掛けを回収する」
船外機にラインや仕掛けが絡まると船外機の故障だけではなく、船の所有者が怪我をする場合もあります。
そのような事がないように漁港内を船が通過する時は迅速に仕掛けを回収し、完全に通り過ぎるまでキャストしないようにしましょう。


「船のロープ付近で釣りはしない」
漁港には漁を終えた船が係留しています。
そのような船は係留ロープで固定されていますが、そのようなロープの付近での釣りは控えましょう。
ロープに仕掛けが引っ掛かると、フックの返しによって回収は非常に難しいです。
その状態でラインをカットすると、船の所有者がフックにより怪我をする恐れがあります。
上記は主に漁業者に対しての守るべきマナーやモラルですが、それとは別に釣り人にもマナーやモラルがあります。
例えば「釣り人同士は一定の距離を開ける」「小さい魚はリリースする」「早朝や夜間は周囲に迷惑にならないように静かにする」などがあります。
それらを守る事によって漁業者だけではなく、周辺に住む方や釣り人同士とのトラブルを回避し、お互いに気持ちの良い釣りを心がけましょう。
その他にも
堤防や漁港から釣れる魚には毒を持っている個体も少なくはなく、有名な魚だとオニオコゼやゴンズイになります。
特に釣り初心者の方は釣れた魚、特に名前も知らない魚を不用意に触るのは非常に危険です。
そのためフィッシュグリップや針外しを必ず準備しましょう。



100均にもフィッシュグリップや針外しが安価で売られているから、決して高い買い物じゃないよ!
まとめ
アオリイカは「新子が釣れる=親イカも釣れる」それは別問題で、親イカのポイント選びは非常に難しいのが現状です。
その中で赤住漁港は周辺と比べて親イカの影がやや濃く、釣れるチャンスも比較的に高いのがポイントになります。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| アクセスや周辺情報 | |
| 子どもの安全性 | |
| 釣りやすさ | |
| 総合評価 |
のと里山海道から漁港まで距離があるため、アクセス面に関してはややマイナスポイントになります。
また堤防が非常に高くて、仮に落水した時は救出が困難な面も安全性がマイナスポイントです。
ただ「親イカが釣れる」「やや淡水が混ざる漁港」のため、様々な魚が釣れるチャンスがあるので「釣りやすさ」は高評価になります。
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