石川県のファミリーフィッシング向けの釣り場所の紹介になります。
場所や駐車場の有無、トイレの有無や周辺の情報を紹介したいと思います。
小さい子どもも安心して釣りが楽しめるか参考になれば幸いです。
滝港の敷地内に滝港マリーナがありますが、マリーナ内では釣りが禁止されています。
釣りを楽しむ場合は注意が必要です。
アクセス
のと里山海道の柳田ICから5分ほどの位置にあります。
駐車場、トイレ情報
滝港マリーナ側


公衆トイレはありますが、滝港マリーナの敷地内にあるため、釣り場の堤防から距離があります。
トイレに行く際は十分に余裕をもって行きましょう。
滝港側


堤防内に広い駐車スペースがあります。
周辺の情報
車で10分以内の位置に釣具屋があります。
ルアーや仕掛け、エサなど品揃えが豊富です。
また営業時間外や定休日でも敷地内の自動販売機でエサの販売、最近の釣果や釣りの相談にも親身になって聞いていただけるため、非常に貴重なお店となっております。
釣り場の情報






滝港では堤防内側は足場が良い反面、堤防外側はテトラ帯となっています。
堤防外側の方がお魚と出会えるチャンスは高いですが、小さなお子さんとの釣りには適さず、「釣れるから」と無理な釣行は控えましょう。
テトラ帯にはフナムシが非常に多く生息しており、虫が苦手な方や集合体恐怖症の方には刺激が強いです。
そのような方には堤防での釣りは控え、駐車スペース前の船着き場での釣りをおススメします。
釣り方と釣れる魚
【エサ釣り】
アジ、キス、カレイ、根魚(カサゴ、メバルなど。ワームでも可)
【ルアーフィッシング】
シーバス(スズキ)、フラットフィッシュ(ヒラメ、マゴチ)、青物(サゴシ、フクラギなど)、イカ(アオリイカ、コウイカなど)
キスは梅雨入り頃から徐々に釣れはじめ、秋が深まる頃まで楽しむ事が可能です。
それほど遠投する必要がないため、ちょい投げで問題はありません。
アジは夏の豆アジシーズンで数釣りが楽しめるため、ファミリーフィッシングとして非常におススメです。
ただ堤防の手前は水深がなくサビキ釣りには適さないため、投げサビキで狙いましょう。
堤防の先端は足元から水深があるため、サビキ釣りで気軽にアジ釣りを楽しめます。
ファミリーフィッシングに向きませんが、テトラ帯では青物やイカが狙えます。
サゴシ
マズメ時に良く釣れ、シーズンは春~秋と長く楽しむ事ができます。
早巻き対応のミノーやメタルジグで釣る事ができ、ハイライト時や海が澄んでいるはメッキ系のカラー、ローライト時はゴールド系や色の濃いピンクやオレンジ系のカラーがおススメです。
アオリイカ
金沢から近い漁港のため釣り人が非常が多く、秋の新子シーズンでは初期だと数釣りを楽しめますが、シーズン後半になると個体数の低下やスレにより釣果は著しく低下します。
堤防の先端は魚が集まりやすい

堤防の先端は水深や潮通しの良さ、漁港内に入る魚の通り道のため魚影が非常に濃いです。
滝港でも同じことが言えて写真は8月上旬に撮影をしましたが、先端には様々な魚種の小魚が集まっていました。




写真の通り様々なお魚の稚魚が集まっていますので、数釣りだけではなく様々な魚種と出会えるチャンスです。
ただ船の行き来が激しくポイントでもあり、特に投げサビキを楽しむ場合は注意が必要で、船の通過時は必ず仕掛けの回収をしましょう。
常夜灯


ナイトゲームを楽しむ場合は常夜灯の有無も気になる点だと思います。
滝港には船着き場(駐車スペース前)にだけ常夜灯が設置されています。
アジングやカレイを狙う時にも常夜灯の存在は大きく、ポイントの選択だけではなく仕掛けの準備など、常夜灯がある事により夜釣りも快適に楽しむ事ができます。
堤防の階段

堤防にアクセスする場合はハシゴを使用する必要があります。
そのため小さいお子さんがいる場合は注意が必要です。



堤防には3つの階段があります。
【1枚目】堤防の初めにあるハシゴ。
【2枚目】堤防の中間、やや先端よりにも階段。
【3枚目】堤防の先端にも階段。
エサを現地調達
エサを現地で調達するメリットは色々あります。
金銭的や事前に準備する手間の面もそうですが、何より現地のエサに勝る物はありません。
虫に抵抗がない方ならフナムシ、抵抗がある方なら小さいカニをエサにしましょう。
仕掛けはフナムシの行動範囲や生態を考慮し、ジグヘッドで近場を攻めるのがおススメです。
特にテトラポットでの穴釣りに効果が高いです。
注意事項
堤防(特にテトラポット付近)にはイソヌカカが生息しています。
蚊と同じように血を吸われるのですが、蚊と比較にならないほどの痒みと腫れを引き起こします。
冬以外の春~秋にかけて活発になるため、特に肌を露出しやすい夏の対策は大切になります。
虫よけのスプレーや長袖長ズボンなどの対策を心がけ、極力肌の露出は控えましょう。
テトラポットは魚の住処で手軽に魚を釣れる1級ポイントの半面で、非常に危険なエリアでもあります。
特に小さいお子さんとの釣りをする場合はテトラポットでの釣りは控え、足場の良い場所で釣りを楽しみましょう。
まとめ
- 広い駐車スペースがあります。
- 遠いですが滝港マリーナに公衆トイレがあります。
- のと里山海道の柳田ICから近い。
- 徒歩圏内にコンビニなどの商業施設がない。
- サビキでのアジ、ちょい投げでのキスなどが釣れるためファミリーフィッシング向けの漁港。
- 青物などの回遊魚、人気のアオリイカが狙える。
- 海が荒れていても堤防内は比較的に安定しているため、通年を通して釣りを楽しめる。
- 金沢から能登方面に向かう最初の漁港のため人気がある半面で、スレなどでルアーフィッシングが難しい場面もある。
- テトラ帯の根魚はサイズが見込めない。
能登方面に向かう最初の漁港なので、サビキ釣りなどのファミリーフィッシングだけでなく、ルアーフィッシングでも非常に人気のあるエリアとなります。
また立地も良く多様な魚と出会えるチャンスも多いため、手軽に釣りを楽しめるためおススメの漁港です。
ただルアーフィッシングを視野に入れる場合は、テトラ帯がメインとなり危険が伴うため注意が必要です。