【ポータブルシャワー】DR.PREPAREの加圧式シャワーって釣りに使える?徹底的にレビュー!

堤防釣り・サーフフィッシング・ロックショア・2馬力ボート、様々な海釣りのスタイルがありますが、そのどれにも共通するのが「塩抜き」と「後片付け」になります。

特に「塩抜き」が甘いとロッド・リール・ルアーが錆びる原因に繋がりますので、常に最高のパフォーマンスを維持する上でも「塩抜き」は絶対に欠かせません。

ただライフスタイルや狙う魚種によっては、早朝や深夜に釣行に出かけるのも決して珍しくはありません。

それに加えて長時間の釣行やランガンを繰り返すと、疲労によって「塩抜き」と「後片付け」が面倒になったり、手を抜きたい気持ちが芽生えると思います。

「なら釣りが終わった時に洗えれば楽じゃない?」

アングラーなら誰しも頭をよぎると思いますが、「レビューや情報がない商品を通販で購入するのは怖い」や「通販の格安商品は本当に使えるの?」などの理由で購入を諦める方もいらっしゃると思います。

そのため今回は「ポータブルシャワー×釣り」は成立するのか、またどこまで通用するのかレビューしたいと思います。

くゆき

今回紹介するのは手軽に使える「加圧式」のポータブルシャワーだよ!
この商品は加圧式の他にも、ポータブル電源を使う電動式もあるよ!

目次

DR.PREPARE ポータブルシャワー

ポータブルシャワーは様々なメーカーから発売されていますが、メーカーによって「強み」や「こだわり」に違いがあり、逆に「弱み」や「欠点」も存在します。

実際に使用してみて私が感じたメリットデメリットを正直に伝えますので、これから購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

加圧式ポータブルシャワーの仕様

DR.PREPAREの加圧式ポータブルシャワーの最大の強みは「コンパクトで持ち運びが便利」な点だと思います。

私が購入したのは15Lのモデルで他にも20Lのサイズもありますが、サイズの違いだけで使用や使い方に違いはありません。

水と空気を抜いた状態で専用携帯バッグに入れた大きさは、「横幅が約25㎝・厚みが約15㎝」ほどになるため、車内のどこに置いても場所を取りません。

次に使用時の「大きさや長さ・仕様」は以下になります。

【A】本体の大きさ:約50㎝
【B】シャワーホースの長さ(シャワーヘッド有):約200㎝
【C】加圧ホースの長さ:約30㎝
【D】持ち手があります。

くゆき

【A】~【D】どれも取り外しはできないよ!
専用携帯バッグから出して、無駄な手順はなしで直ぐに使えるよ!

シャワーモード(連続散水)の切り替え

必要に応じて「レバーを押して散水」するか「レバーを上げて連続散水」するか選べます。

ワンポイントアドバイス

連続散水は両手を使いたい時などに便利な機能ですが、限りある水を少しでも無駄にしたくない場合は、写真右のように洗濯ばさみを使うのもおススメです。
これなら迅速に「出す」「止める」が可能で、散水を最小限にできます。

温水も対応

シャワーバッグは-5℃~45℃の周囲温度で使用が可能なため、日差しの当たる場所に置くと暖かいシャワーにすることもできます。

ただ50℃を超えるようなお湯を入れる行為は、本体の破損に繋がるため注意が必要です。

加圧式ポータブルシャワーの使い方

電源を必要としない加圧式のため、使い方も非常にシンプルで簡単です。

STEP
シャワーバッグのフタを外して水を入れる
スクロールできます

注意事項

シャワーバッグを水でいっぱいにすると、圧力をかける時に上手くいかない事もありますので、多くても全体の80~90%ほどがおススメです。
またフタは必ず完全に閉めて、空気漏れがないようにしましょう。

STEP
フットポンプのフタを開ける
スクロールできます

注意事項

フットポンプのフタを開けないと空気が入らず、シャワーバッグ内に圧力がかかりません。
また使用後はフタを閉めて、フットポンプ内に水が溜まらないようにしましょう。

STEP
フットポンプを踏んでシャワーバッグ内に圧力をかける
スクロールできます

踏む目安

どれだけシャワーバッグに水を注いだかで踏む回数に変化はありますが、約50%の水量で20~30回ほど踏めば十分に圧力がかかります。

STEP
完成&レバーを握って使用する
スクロールできます

注意事項

上記の仕様説明でもお伝えしましたが、連続で散水する機能はありません。
そのため「両手を使う場面」や「どこかにシャワーヘッドを固定する場面」では、洗濯ばさみなどでレバーを固定して連続散水を可能にする必要があります。

上手く圧がかからない時に確認する場所

フットポンプのパッドが空気吸入口にフタをするようになっている状態(左写真)が正常で、裏返っている状態(右写真)だとフットポンプが作動しない場合もあります。

右写真のように裏返っている場合は、正常に戻してからフットポンプを踏むと圧がかかりやすくなります。

DR.PREPARE 加圧式ポータブルシャワーの欠点

こちらのポータブルシャワーは「面倒な手間がない点」と「コンパクトに収納できる点」は高評価ですが、低評価があるのも事実です。

それらの問題点について掘り下げたいと思います。

水圧と解決策

初めから結論を伝えると「ハッキリ言って水圧は非常に弱い」です。

この問題はポータブルシャワーとして非常に残念なポイントで、水圧が弱いと塩抜きが不十分で錆びの原因に繋がる事もあります。

そのため少しでも水圧を強める工夫をする必要があります。

通常の水圧

まず基本的な水圧が写真の通りになります。

使用状況

中腰の姿勢でシャワーバッグは地面に置いている状態。
バッグ内の圧は限界までかけている状態です。

その状態で使用した場合は、飛距離にして約50㎝ほどの散水になります。

工夫した水圧

少しでも圧を高めるために工夫した水圧が写真の通りになります。

使用状況

中腰の姿勢でシャワーバッグはシャワーヘッド付近まで持ち上げた状態。
バッグ内の圧は限界までかけている状態です。

その状態で使用した場合は、飛距離にして倍の約100㎝ほどの散水になります。

つまりシャワーバッグとシャワーヘッドの高低差がある事によって、圧力が徐々に弱まり水圧に影響するので、「シャワーバッグを高くする=水圧が強くなる」事が分かります。

くゆき

写真を並べると一目瞭然だよね!
ただ工夫しても水圧が倍にはならないよ!
結局のところ水圧が弱いから注意してね!

シャワーバッグを高くすると出てくる次の問題点

「シャワーバッグを高くする=水圧が強くなる」とお伝えしましたが、シャワーバッグを高くしたり吊るしたりすると不便な問題点が出てきます。

フットポンプの加圧ホースが圧倒的に短い!ことです。

ブロック塀が約45㎝に対して、加圧ホースは約30㎝ほど。

つまりシャワーバッグ内の圧力が低下して追加でフットポンプを踏みたい時は、シャワーバッグを地面に置く必要があります。

くゆき

シャワーバッグの圧力が低下すると、水圧にも大きな影響があるよ!
手でフットポンプを押したり色々と考えてみたけど、この問題に対する解決策は思いつかなかったよ…。

釣りの道具はどこまで洗える?

上記は加圧式ポータブルシャワーの仕様と長所・短所の説明でしたが、ここからが本題で「釣りの道具はどこまで洗える」のかについて私なりの見解になります。

道具を洗うのは「洗う・拭く・乾燥」の事を言います。
洗浄だけでは錆の原因になるため、必ず洗浄後のひと手間が大切になります。

ロッド

「問題なく使用が可能」

ロッドを洗浄する際、特に気をつける場所はガイド付近になります。

ガイドは海水が浸ったラインをダイレクトに触れる場所なので、指や柔らかいブラシで念入りに洗う必要があります。

もちろんブランクス(シャフト)やリールシート、グリップにも海水は付着しますので必ず洗いましょう。

ワンポイントアドバイス

ロッドはぬるま湯での洗浄は可能です。
エサ釣りをした場合は塩分の他に油分も付着するため、冷水よりぬるま湯の方が適している場面もありますので、冷水とぬるま湯を上手に使い分ける必要があります。

リール

「問題なく使用が可能だが、ぬるま湯は厳禁」

リールの内部やベアリングにはオイルまたはグリスが塗られています。

ぬるま湯の方が塩分や油分を落としやすいのは確かですが、リール内部のオイルやグリスが温まる事により流れ出る可能性があります。

オイルやグリスが不足した状態での使用は「回転の不良」「異音」「性能の低下」など、リール本来の性能を十分に発揮できないため、必ず冷水を使用しましょう。

ルアー・小物

「問題なく使用が可能」

ルアーや小物(スプリットリングプライヤー・ラインカッター・フィッシュグリップ等)も海水に触れる機会が多いため必ず洗う必要があります。

これらに関してはぬるま湯の方が塩抜きや汚れを落としやすいですが、冷水でも念入りに洗えば問題はありません。

ワンポイントアドバイス

ルアーに関してはワイヤーとスプリットリング、フックが錆びる箇所になります。
スプリットリングとフックは錆びても交換すれば問題はありませんが、ワイヤーの交換はできないので特に念入りに洗う必要があります。

ゴムボート・船外機・その他付属品

「ゴムボート本体と船外機は使用不可」

ゴムボートと船外機をより長く使用するためにも、使用後の洗浄は必ず行う必要があります。

ゴムボート

サーフから出航した場合は海水を洗い流すだけではなく、ゴムボートの隙間に入った小砂も可能な限り洗い流す必要があります。
小砂をそのまま放置すると細かい傷が蓄積されたり、空気を入れるバブルに小砂が挟まるとエアー漏れのトラブルになる事もあります。

もちろん海水や魚の血、海藻などの付着物も可能な限り洗い流す必要があります。
それらを放置すると劣化が早まり、劣化をすると海上でパンクするリスクも高まります。

船外機

船外機は様々な箇所に金属部品が使われていますが、特に塩分は金属部品の天敵です。
金属部品が腐食すると寿命の低下や使用中のトラブル増加など、たくさんの悪影響があります。

つまりゴムボートと船外機は「たっぷりの真水」と「ある程度の水圧」が必要不可欠になります。

くゆき

何よりも安全・トラブルレスが大切だよ!
ゴムボートと船外機は家庭の水道で洗うのがおススメ!

注意事項

「ある程度の水圧」が必要と伝えましたが、高圧洗浄機などの「あまりにも強すぎる水圧」も接着が剥がれる原因に繋がりますので注意して下さい。

まとめ

今回紹介した「DR.PREPARE 加圧式ポータブルシャワー」をレビューしましたが、非常に水圧が弱いのが残念なポイントでした。

逆に良かった点は「コンパクトに持ち運べる」「温水が対応」なので、災害時の備えはもちろん、アウトドアや海水浴の時には役に立つかと思います。

ただ今回のテーマでもある「使用後の釣具は洗えるのか」についてですが、個人的には「少々物足りない」が正直な感想でした。

くゆき

少しでも商品の参考になれば幸いです。

この記事を書いた人

石川県在住の二児の父。
釣り歴は20年以上で、石川県と富山県の海釣りを中心に活動しております。
ショアからのルアーフィッシング、2馬力ゴムボードでのオフショアについて情報発信をしたいと思います。
少しでも役に立つ情報があれば幸いです。

目次