
どうもです。くゆきです。
今回はテーマは「2馬力ゴムボートで普段は使わないけど、いざという時に安全な航行をするため、事前に準備するアイテム」を紹介したいと思います。



フラッグや魚群探知機とかのアイテム紹介?



違うよ。
それは必須アイテムで、今回は便利アイテム紹介みたいなくくりかな。



持ち込まなかったらどうなるの?
やっぱり危険なの?



そうだね。
ショアとは違って周囲は逃げ場のない海だから、やっぱり身の安全を守るためにも準備は十分にした方がいいと思うよ。
まぁ、使わない事に越したことはないけどね。
設置場所の考察


私が使用している2馬力ゴムボートはアキレス×ネオネットコラボのLF295WBとなります。
基本の艤装は船外機側にスライド椅子板を設置し、前のスペースにクーラーボックスを設置したシンプルな艤装となります。
このような艤装の場合、大きく分けて3か所に設置する場所があります。


設置場所A【スライド椅子板の下】
設置場所B【ベルトグリップ付近】
設置場所C(クーラーボックスの前方)
まとめ
それぞれのメリットとデメリットを挙げましたが、どれほど空間を有効活用できても、迅速に使用ができなければ意味はありません。
個人的には1人での釣行時は設置場所A、2人での釣行時は設置場所Cを強くおススメします。
ですが艤装の方法は人それぞれあり、こだわりも沢山あると思います。
艤装の方法にベストな設置場所を考えるのも楽しいと思いますが、やはり便利アイテムは手の届く位置、可能ならば余計なアクションを必要としない場所に設置するのが、いざという時に心強いと私は思います。
また大型のタックルボックスに釣り具(ルアーやジグ、プライヤーなど)とアイテムを1ヶ所に保管するのはおススメしません。
いざという時の為に別にケースを準備した方が、非常に扱いやすいと思います。
いざという時に使えるアイテム5選
フットポンプ


こちらはゴムボートを購入した際に付属されているフットポンプになります。
どれだけ気をつけていても、フックや魚のヒレでパンクする可能性は0ではありません。
荷物が増えますが、お守り程度に忍ばせると心強いです。
電動のミニ空気入れもありますが、大半は防水使用になっておりません。
また電池や充電の管理も必要となるため、使い勝手の良いフットポンプをおススメします。
シーアンカー


ゴムボートは波には強いですが、風や潮の流れに対しては非常に弱いです。
そのような時にシーアンカーで流れの制御をします。
イカリの選択肢もありますが、水深によってはロープの長さなどの問題も発生しますので、汎用性に優れたシーアンカーをおススメします。
救命ロープ(フローティングロープ)


2馬力船外機は検査が義務付けられていないため、素人の検査では限界があります。
不意な故障時は牽引をお願いする場合もあるかもしれません。
そのような時にロープは必須になりますので、絶対に準備をしましょう。
目安としては、長さは最低でも30mほどで、水に浮くフローティングタイプを選択しましょう。
工具セット


ゴムボートを購入した際に付属されている工具セット、プロペラに絡まった海藻等を除去するナイフ、予備のシャーピンと割りピンになります。
付属されている工具セットは故障時に必要で、海藻やロープなどが絡まった場合はナイフがあるとスムーズに除去が可能です。
シャーピンと割りピンは船外機に予備が初期状態で付属されていますが、2つを使用した海域の状況によっては1つでは心もとないので、各2つほど忍ばせておけば心強いです。
また新品のプロペラを準備していないのは訳があり、プロペラの破損は主に出航時(浅瀬)にコンクリートや岩に擦って起こります。
そのため予備の準備は各々の判断になりますが、個人的には必要性は低いと思っています。
テープとペンチ


どれだけ注意していてもゴムボートはパンクのリスクがあります。
小さいパンクでは即沈没とはなりませんし、十分に陸に戻るほどの余裕はあります。
それでも応急処置をする事に越したことはないので、テープを所持しましょう。
ペンチはナイフで太刀打ちできないロープなどをカットする時や、シャーピンを交換する時に使います。
ペンチがなくても交換は可能ですが、あると便利なのでおススメです。
その他




(左)ゴムボートを購入した際に付属されているリペアキットです。
海上で使用する場面はまず無いのですが、それほど大きい物ではないため紛失しやすいです。
紛失防止の予防策としてボックスに忍ばせておけば管理が容易になります。
(右)魚群探知機の種類によっては乾電池を使用します。
不意な電池切れに備えて余分に準備をしましょう。
おススメのケース
私が使用しているゴムボートはアキレスさんのLF-297WBになります。
それぞれのゴムボートによってサイズの誤差がありますので、実際に寸法を計測する事をおススメします。




高さは最大で25㎝
横幅は最大で70㎝
LF-297シリーズだと、上記のサイズより小さいケースを購入しましょう。
ただケースが大きすぎると狭い船内で広げるのは大変です。
できるだけ小さいケースの選択をしましょう。




スライド椅子板の下に設置する場合におススメのケースです。
上手に収納すれば上記のアイテムを全て収納可能です。
大きすぎず小さすぎない、まさにベストなサイズだと思います。
是非参考にしてみて下さい。
まとめ
2馬力ボートはショアより圧倒的にお魚と出会える確率は高くなりますが、同時に危険の確率も格段に高くなります。
慣れない間は複数人での行動を心がけ、無理な釣行は控える事が賢明です。
また船外機のシャーピンと割りピンの交換方法は事前に練習をしましょう。
交換方法を知っているのと知らないのとでは、その場面に直面した時に大きく差ができます。
とても簡単なのでしっかりマスターしましょう。